上京するなら寮付きが便利

看護師が上京を考えたときは、勤める医療機関だけでなく、住む場所も見つけなければいけません。しかし、地方に住んでいると、東京の賃貸料は高いところが多いため、支払いが難しいと感じる場合もあるでしょう。実際に賃貸料を調べて上京が難しいと感じたなら、寮付きの医療機関への転職を考えてみるのも1つの手段です。無料で利用できるわけではありませんが、不動産の賃貸物件よりも安く借りられるので金銭的負担を減らせます。また、医療機関によってはオシャレな寮を用意してくれていることがあり、東京での生活に憧れている人も満足できるでしょう。

寮付きの医療機関を見つけることは難しくありませんが、求人情報に記載がなく、どこに建っているのかわからないケースも多々あります。それでは通勤時間がどの程度かかるのかわからずとても不便なので、説明会や面接時に詳しく尋ねることが大切です。徒歩で通える立地の場合もありますし、公共交通機関を使わなければ通えない場合もあるため、医療機関との位置関係はとても重要になります。初めて上京する場合は東京の土地勘はないにも等しいので、できる限り近くに寮があったほうが安心でしょう。

なお、寮に入居することを考えているのであれば、条件が設けられているケースが多いので注意が必要です。基本的には、独身であることが条件になっていることが少なくありません。中には、子どもがいても入れる寮があるので、自分の状況に合わせて医療機関を選びましょう。